九州国立博物館「細川家の至宝」展
昨日の午後、マイナス2℃の太宰府に行ってきた。平日+大寒波のおかげで、ひと気の少ない会場でゆっくり鑑賞することができた。しかし、こんな日でも、見に来てる人が少なからずいることにむしろビックリ。けっこう地味な展覧会だと思っていたが、天気のいい週末はきっと満員なんだろうね。
サブタイトルに「珠玉の永青文庫コレクション」とあるように、細川家伝来の資料や家宝だけでなく、近代の当主、細川護立(1883〜1970)が十代の頃から収集した美術品が多数展示されていて、私は鎧兜よりむしろそちらに目を奪われた。
福岡では白隠とほぼ同時代の仙突さんの書画のほうが有名で、市美などでも常時展示されているが、実は何を隠そう、私にとって仙突さんはイマイチなのだ。波長が違うというか何というか…(泣)。ししかし、白隠のこの絵を見た時、びびーっ!ときた。す、すばらしい!なんたる太さ自在さ大きさ!これほどファンキーな観音像は見たことないぞ!
細川護立さん、若い頃から白隠の大ファンだったらしいけど、ほんっといい趣味してますねえ。
小雪の中、駅につづく参道を歩きながらふと見ると、ひぇえー、いつの間にかこんなスタバがっ…
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