久留米 高良大社で茅の輪くぐり
6月1日、久留米の高良大社に初めて行ってきた。行きはシャトルバスで大社まで直行し、帰りは徒歩で下った。
噂には色々聞いていたが、高良山は期待を大きく上回る素晴らしい聖山だった! 麓近くまで住宅地だというのに、一歩足を踏み入れると、下界から超絶した聖なるオーラが山全体を静かに包み込んでいる。これにはビックリ。ここは比叡山か高野山奥の院か?ってほど、空気がそっくりだった。県内にこんなスポットがあるなんて、福岡在住ン十年の桜子、一生の不覚でした。青い鳥は身近にあるってホントだね。
この日は、雨のそぼ降るあいにくの天気だったが、深い霧に包まれた木々は幻想的で、森全体がこの世とも思えぬほどの静寂と静謐に包まれていた。そんな森の路を下山するのは、何物にもかえがたい素晴らしい体験だった。レイントレッキングいとをかし。
午後からの参拝だったので「へこかき祭り」は見逃したけれど、茅の輪くぐりの神事にはうまく参加できた。
写真でご紹介しますね。
車道から境内にあがる階段。圧倒的な傾斜と段数で、ここで本気度が試される?
ちなみに、写真に写っているぼんやりした丸いものは、オーブじゃありません。雨つぶがレンズに〜
いよいよ始まりました。神主さんの祝詞とお祓いに続いて、参拝客が一列になって輪をくぐっていきます。
自分も夢中でくぐってたので、画像はありませんよ。
こんな祝詞を唱和して、「はらいたまえ、きよめたまえ」と大声で唱えながら輪をくぐります。
そもそも「蘇民将来」神話で茅の輪を腰につけて災厄から免れたことから、茅の旺盛な生命力が神秘的な除災の力を有すると考えられ、茅の輪くぐりの神事ができたらしい。
売店で購入した茅の輪リース。青畳の香りがする。
孟宗金明竹(モウソウキンメイチク)の竹林
本来、緑色の節が黄色に突然変異したものだそうだ。しかも、節の中に互い違いに縦縞があり、久留米らしい縦縞「チェック」になっている。←チェッカーズにかけてますよ(笑)
あじさい園。まだ蕾が多かったが、6月半ばには満開になると思う。あじさい祭りもあるらしい。
額紫陽花。我が家の庭のとは、またちょっと違う種類のようです。
異界なお山を下りたあとは、思いっきり浮世らしく東町公園で開催中の「久留米ビールまつり」へ。
お山では風情2倍増しの雨も、ここじゃ盛り下がり3倍増し(涙)。
何の因果で、こんなうすら寒い日に、びちょびちょの地面気にしながら外でビール飲んでんだ?と哀しくなってきましたよ。
こんな盛り下がりのまま博多に帰れないと、連れの案内で、東町商店街近辺のカフェや鮮魚店寿司屋に入って、最後の〆は西鉄駅前にある名物角打ちバー「森川酒店オリーブ」。
(画像は西鉄HPより)
【 角打BAR オリーブ 】
住所:久留米市東町40-15 森川酒店内
営業時間:17:00〜22:00(OS.21:30)
聞きしに勝る店主のユニークさ。楽しいひとときでした(笑)。
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