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福岡市六本松 Healing labo きらり別館(桜子日記)

地下鉄六本松駅徒歩4分の隠れ家サロン ウスイレイキ、カルナレイキ、セイキムレイキ、ライタリアンレイキ、エンジェルリンクの伝授講座開講中

断食とレイキ

かつて、別府にある西式健康法の断食(だんじき)道場に3週間入寮したことがある。

私はけっこうな健康優良人(笑)なので、とりたてて持病もなく、しいて言えば肩こりと花粉症。道場の先生にそう言うと「立派な病気です」と言われ、はじめて目が覚めたくらい。

そんな感じで、私の場合は、病気克服とかそういう悲壮な決意で始めたわけではなく、それまでやっていた仕事を辞め、第3の人生の門出に立ち、ここらで今までの人生の垢を落とすかなくらいの軽い気持ちで断食に臨んだ。

しかし、肥満やアレルギー、鬱や引きこもり、癌や糖尿病など、重い病気を治すために入寮している人達もたくさんいる。その中のひとりにAさんがいた。彼女には子宮筋腫があり、卵巣には癌もあって、摘出手術をしたあとだった。経過は順調とのことだったので、本人も周囲の者も深刻には捉えていなかった。この断食で完璧によくなるだろうと誰もが期待していた。

退寮してからも、時々、メールで近況を報告しあっていたが、いつしかそれも間遠くなった頃、別の断食仲間からAさんの訃報を聞いた。

退寮してから一年も経ってなかった。

私より若くて、明るく元気でリッチなマダムだったAさんがどうしてそんなに早く逝ってしまったのだろうと、私は少なからずショックを受けた。で、あれこれ考えた。

ひとつ思い当たるのが、彼女がご主人の話をするときのじくじくした軽蔑的な語り口。夫婦関係が悪いのが手に取るように分かったが、そういうネガティブな感情を、ご主人には隠しているような雰囲気もあった。あからさまな態度ならまだ救いがあるが、表向きは黙々と夫に従っていたようだった。少なくとも、私にはそのように感じられた。

夫婦関係が悪いのは、どちらか一方の責任ではなく双方に原因がある。夫もきっとよからぬことをして苦しめてるんだろうなと思いつつ、それに甘んじて我慢と怒りを溜めているAさんの対応も健全とはいえない。これで家庭が円満におさまると思って、覚悟して自分の感情を抑えこんでいたのかもしれないが、溜まった感情はどこかで噴出する。

女性の場合、子宮や卵巣に関する病気は、性と生の問題と切り離せない、とどこかで読んだことがある。しかも、感情のエネルギーの最終蓄積場は第2チャクラ(子宮のあたり)なのだ。

断食には目を見張る効果がある。想定外の効果もある。最近では、免疫系の刷新という効果も確認されたと聞く。断食で難病を克服した人も多いし、生き方が変わった人も多い。

しかし、断食が、ただ食べないというだけの「食事制限」であるなら、こんな効果は上がらないのではと私は思う。食べなければ死んでしまう・・・という生死にかかわる根強い「思いこみ」を突破したとき、心の構造がリセットされる。それまでの考え方や捉え方、感じ方、つまり生き方全体に大きな変化を与え、劇的な心的転回を生んで、人間がまるごと大きく変わるのだと思う。そこにはもう、病いの住める場所はない。

体は体、断食したら体に効いて体の病気が良くなると、心や他の部分を棚上げにして「食事制限」だけの断食をしても、根本的な変化は望めない。一時的に改善しても、またぶり返す。そもそも人間の病気の多くは、体に原因があるわけではないのだから。断食道場はあくまで「きっかけ」に過ぎない。勝負は道場を出てからの日常生活にある。

そういう意味でも、もし当時レイキを知っていたら、心に問題があるとは思ってもいない彼女に、心の問題に気づく手助けができたのではと残念でならない。

勿論、レイキも万能ではない。しかし、病気治療を薬や医者や療法だけに頼っている人に、自分の問題としての気づきをうながしてくれる。棚上げされがちな自分の心、心の問題、生き方全般に、気づきをうながしてくれる。数回ヒーリングを受けるうちに心身両面に変化があらわれる。そのようなお客様を何人も見てきた。

Aさんにもやってあげられてたらなあと最近つくづく思ったので、思い出話ですが、ちょっと書いてみました。これもお盆のせいかしら。

ミニ断食についての記事  「断食をめぐる断想」
http://inoxsakurako.blogspot.jp/2014/02/blog-post.html

 

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