シュタイナーの人智学
R.シュタイナー『ベーシック・シュタイナー 人智学エッセンス』イザラ書房
ルドルフ・シュタイナーは教育学者として広く知られているが、じつは、知る人ぞ知るオカルト神秘思想家です。昨今はやりの「アカシックレコード」なる言葉も、もとはといえばシュタイナーが創始した言葉、というか概念、というか世界?
超感覚的能力に優れた方なので、見えない世界を冷徹に科学的に観て解読した著作は、読み始めたらとまらないくらい面白い。ちくま学芸文庫から著作がいろいろ出てます。
が、全部読もうと思うと、とんでもなく時間がかかるのも事実です。
面白そうだから読んでみたいけど、どれを読めばいいのか分からない・・・という方に、おススメしたいのが、この『ベーシック・シュタイナー』。
帯にあるように、ズバリ「スピリチュアルな世界を求める、初心者のためのシュタイナー入門書」です。
本の中身は、
・シュタイナー精神科学の基礎
・シュタイナー人智学の基本
・高次元世界の認識
と3部に分けてシュタイナーの思想を網羅してくれております。
加えて、西川隆範氏によるシュタイナーの年譜、著作目録、解説付き。
また、渋沢比呂呼氏による修行前のエクササイズなど、ありがたい手ほどき満載でございます。
(別にカネもらって宣伝してるわけじゃないけどね)
さて、話は全然変わって、シュタイナーの著作はどれも難しいけど面白くて、こんなユニークな人はどんなリアルライフを送ったんだろうと、とっても興味持って『自伝』を読みました。が・・・
たとえばユングなどは、著作も面白いけど、『自伝』が一番驚愕すべき内容だと私は目をむいた記憶があります。私の中では、ユング本の中でナンバーワン、オンリーワンな作品は『自伝』です。そんな自伝に比べると、あいにくシュタイナーの自伝はいまいち面白くないというか、地味というか、とにかく期待したほどではなかった。ま、期待値が高すぎるってのもあるんでしょうけど。(エベレストより高かったね〜〜)
シュタイナーさんって、リアルライフはおもしろおかしく語らない、基本、真面目な方なんですね。
でも、著作はマジでおもしろい。どんなふうに面白いかは、『ベーシック・シュタイナー』でも読んでみてくださいね。
シュタイナーによるゲーテアヌム建築
※関連過去記事はこちら
五芒星と六芒星
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