レイキを日常生活に落とし込む

様々なクライアント様とお話ししているうちに、気づきました。
どうも、レイキを何かしらオカルトテクニック、サイキックパワーのように取り扱っているサロンが少なからずあるということを。

たしかに、レイキは目に見えないエネルギーですから、摩訶不思議感はあるでしょうが、いまどき、目に見えるものだけを信じてたら、ケータイすら使えませんもんね。

もちろん、レイキ伝授を受けるのは、ショップでケータイ買うのとはあきらかに違います。違うけれども、特別な時にだけ使う特殊技能として秘匿する、という面が強調されるのはいかがなものでしょう。

レイキは、ケータイを使うのと同じレベルで使えなければ、意味がありません。昭和の頃ならいざしらず、良くも悪くもこういうご時世なわけですから。日常的にサクサク使ってなんぼのものだと思います。なんといっても電話機より高額ですしね。(ただし使用料は永年無料) ケータイほどのメリットももたらしてくれないものに、高いおカネ払う必要はありません。

特別な時というのが分らなくてレイキの出番がさっぱりな方、わざわざ使うのがおっくうで使わなくなってしまったという方は、日常的な使い方を教わっていない、あるいは習慣化されてないのかもしれません。これはもったいなさすぎる。

レイキ講座は、ある意味パソコン講座に似ています。
たとえば、文書を作るためワード操作を覚えたい時に、ワードだけを教わるのと、パソコンのシステムから教わるのとでは、応用力がぜんぜん違います。

応用力がつく講座というのは、時間は短くないし、練習は多いし、何かと手間暇かかります。ですが、基礎をしっかり作っておくと、あとが長く使え、深く掘り下げることもできます。うちではこちらでやっております。

基本、講座というのは、ティーチャーのパワーや知識を披露するショーではなく、受講生の利益のためにするものですから。マンツーマンならなおさらです。

話は飛びますが、これも書いておきます。
レイキは大きなメリットをもたらしてくれるありがたいものですが、IT技術と同様、使い方によって、また使う人によって、功罪が大きく分かれます。

自分はレイキに何を求めているのか、レイキを使ってどうしたいのか、どうなりたいのか、そういう問いかけは、伝授を受ける前だけでなく、使い始めてから、あるいはプロになってからも、つねに心に問い続ける課題としてあると私は思います。そうすることで、軸の定まった使い方ができ、自らの人生をますます豊かにすることができます。これこそが活きた使い方といえるのではないでしょうか。


 

Copyright Healing lab Kilali.Inoue Sakurako All Rights Reserved.
※ 当サイト上の記事の無断転載・加工使用はご遠慮ください。