ライスワーク

恥ずかしながら、「ライスワーク」って言葉に初めて出会いました。

お仕事にも色々あるようで、お馴染みのライフワークだけでなく、ライスワーク、ライクワークとかあるようです。

1.ライスワーク(Rice-Work)とは、文字通り、おまんまのための仕事。食っていくために働くこと。

2.ライクワーク(Like-Work)とは、文字通り、好きな仕事。好きでやってる仕事。

3.ライフワーク(Life-Work)とは、天職とか使命とかお役目とか、生き甲斐を感じる仕事。収益のあるなしにかかわらない。趣味や活動なども含む。(古代史研究がライフワークです!など)

2のライクワークは、こじつけっぽいというか、語呂合わせの感がなきにしもあらずですけどね。ライクワークが長期になれば、ライフワークになるってことでしょうか。

ライクワークは、好きっ!というモチベーションがある限りは続けられるけど、モチベーションが低下するとあっさり見限ってヤメテしまうようなお仕事だそうです。そういう意味では、若い頃はライクワークのハシゴをしそうですね。興味と関心が次々と移るたびに、仕事を変えるという。(あ、わたし??)

それをライクワークというなら、いつまでたってもライフワークに出会えない人も出てくるんじゃないかな。ライフワークというのは、周りから反対されてもやってしまうような、自分が心から取り組みたい活動のことを言うらしいですけど、好きな仕事(ライクワーク)を夢中でやってるときもそんな感じですもん。人生最期の時に「ああ、わたしのライフワークってこれだったのか・・・(ガクッ)」ってな感じなんでしょうかね。

ま、ライクワークとライフワークの境目に難癖つけても不毛なので、ここはひとつライスワークに的を絞りたいです。

この世界がいまだ貨幣経済で回っていて、私たちが肉体をもって生きている以上、ライスワークは必要です。ライフワークで食っていくというのが、なにかしら理想のように思う人も多いでしょうが、話はそう簡単じゃあありません。ライフワーク=ライスワークになったとたん、収益を上げることを考慮しなくちゃいけなくなります。いや収益なんかどうでもいいんだと、清貧に甘んじるとしても、最低限の生活費は捻出しなくちゃいけない。最低限の生活費すら捻出できないとしたら・・・

私の考えでは、ライスワークとかライフワークとか、分けて考えることそれ自体が不毛です。
すべての人間活動をワークと捉えれば、トイレに行くのもワークだし、スーパーで買い物するのもワークです。会社で仕事するのもワークだし、部屋でヨガするのも、山に登るのもワークです。どこでどう分けるんでしょう。

スピリチュアルでよく言われる「統合」と「調和」。
意外と人生全般にあてはまる概念だと思いますよ。

 

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