オールド・イングリッシュ・タロット Old English Tarot

いよいよロンドンオリンピックが始まった。
開始早々ていうか直前に、早くもサッカーで大勝利。
ハードな国内外情勢でオリンピックムードまったく盛り上がってなかったけど、一気に盛り上がりそうで良かったねテレビ局さん。

やっぱりこのタイミングなので、イギリスにちなんだタロットカードをご紹介。
その名もズバリ Old English Tarot。

まず、アマゾンのHPから解説をかいつまんで引用。
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大英博物館に所蔵されている、14世紀にLuttrell Psalterによって描かれた装飾写本を元に、Maggie Kneenによってデザインされたタロットカード。
カードは、大アルカナと呼ばれる22枚と小アルカナと呼ばれる56枚の合計78枚組み。
カードには、英語によるタイトルと通し番号が書かれています。
大アルカナは「ライダー(ウェイト・スミス)版」をもとに、小アルカナは「マルセイユ版」をもとに描かれています。
メーカー:U.S. GAMES SYSTEMS, INC./U.S.A.
カードサイズ:69×120mm
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大アルカナと説明カード(他に冊子もある)。
ご覧のように、背景は基本的に明るい黄金色と薄いグレーの唐草文様になっている。
背景のこの明るさのおかげで、暗いカードも明るく見えるから不思議。

ウェイト・スミス版の絵と大きく違うのが「悪魔」「死神」「恋人たち」の3枚。

悪魔はこれ見よがしな両性具有者で、繋がれているのは獣と鳥。
人間はすでに人間以下に成り下がっているという意味だろうか。

「死神」には若そうな女性の骸骨と青々した大地が描かれている。
「死神」は死と再生のカード。
確かに、生を司るのは女性だし、再生の場が不毛の大地であるはずがない。

「恋人たち」には、二人の女性とその間で迷う男性が描かれている。
これは選択を意味する伝統的デザイン。

一方、小アルカナはこんな感じ。

マルセイユ版をもとに描かれているとはいえ、一応、スートの柄の隙間?にストーリーのある絵が小さく描かれている。ただ、ウェイト・スミス版と違って、この絵から意味を読みとるのはかなり困難。やはり基本のキーワードを覚えておかなくちゃ読めそうにない。小アルカナもウェイト版準拠にしといてくれてたほうが使いやすかったのになあ…
とはいえ、スートの柄が並んでいるデザインもなかなか素適で捨てがたい。剣なんかは見てるだけで肌がちくちくしてくるし(笑)。ストーリーの小さな絵も、慣れるとそれなりに意味がとれるようになって、イメージもふくらみそう。要はなんでも慣れと練習だね。頑張ってみよかな。


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