五芒星と六芒星
ルドルフ・シュタイナー『色と形と音の瞑想』2001年 風濤社
シュタイナーの本は何を読んでもおもしろいが、これはタイトルに惹かれて読んでみた。
講演の講義録ということで、色彩と形態と音について書かれている。
色に関する内容もおもしろかったが、以前から不思議に思っていた五芒星と六芒星のナゾが、この本を読んで解けたので、それについてちょっとご紹介してみたい。
五芒星というのは、ご存じのように、一筆書きできる五線星型(ペンタグラム)で、有名なところでは、安倍晴明の清明印がある。彼は五行の象徴として五芒星の紋を用いたと言われている。五芒星を簡単に漢字であらわすと「大」になる。
かつて晴明フリークだった私だが、なぜか五芒星だけはウマが合わず、どうしてなんだろう??と不思議に思っていた。ウマが合うのは、どうしても六芒星なのだ。
六芒星(ヘキサグラム)は、ご存じのとおり上向きの正三角形と下向きの正三角形で構成されている。日本では籠目紋ともいい、伊勢神宮の石灯籠にも刻印されている。二つの三角は天と地をあらわすとか、男女、陰陽をあらわすとか言われている。
さて、シュタイナーによると、五芒星はエーテル体のエネルギーの流れをあらわしているらしい。
額から右足へ、右足から左手、左手からハートを通って右手へ、右手から左足、そして左足から額へと循環するエーテル体の流れをあらわしているそうだ。そうして、各部分はそれぞれの惑星に結び付いている。そして、各惑星には相応する色彩がある。
一方、六芒星は、エーテル体ではなくアストラル体の流れをあらわしているという。
しかし、エネルギーの流れを線であらわす五芒星と異なり、六芒星のふたつの三角形は、線ではなく断面をあらわしている。この図形を、垂直軸を中心に回転させると、本当の姿が現れる。水平の線がひとつの面を形成し、上方の面は腕の高さ、下方の面は膝の高さになる。そして、五芒星同様、それぞれに相応する惑星と色があると彼は説明する。
イメージしにくいと思うので、メルキゼデクの本から画像貼りつけときます ↓
画像:ドランヴァロ・メルキゼデク『フラワー・オブ・ライフ』
これを立体化したのが、おなじみマカバの星形、マカバスター。
ちなみに、はせくらみゆきさんの『かずたま占い 数霊に秘められた宇宙の叡智』によると、
5は次のように説明されている。
五 い(意)
大自然・宇宙の意志を表す数霊で縦の働きを示し、変化をもたらすと同時に中心性を表す。日、霊、陽から生まれた生命の息吹を感受して神意とともに生きる様を示す。
一方、6は、
六 む(結・睦)
ものごとが生成する産霊(ムスビ)が整う数霊で横の働きを示し、安定化をもたらす。それぞれのエネルギーがバランスよく配備されて整う。
また、六芒星の代表としてシリウスが挙げられると思う。
シリウスのエネルギーは6次元と言われており、今流行りのアセンションもシリウス次元への上昇とか。
晴明フリークなのに、どうしても五芒星になじめず、六芒星ばっかし描いてしまう自分が不思議でならなかった。
そんなある日の瞑想中、思いがけずシリウスにアクセスされて、どうして?と思ってたら、こんな事情があったのかと、ようやく納得できたので書いてみた。
私が見たシリウスはまさにこんな感じ↓ 六つの光芒が眩しく光る白く大きな星だった。
その時の会話はこんな感じ。
「この星の名前は?」(聞いたら必ず答えてくれるので、聞いてみよう)
「オ…オシリス…」
「それ星の名前じゃない」
「…シ…シリウス」
シリウスがどんな星か知らなかったので、あとでネットで調べたら、ヴィジョンで見たのとそっくり同じだったので、びっくりした。その後、色々調べていくうちに、エジプト文明の太陽信仰は、もともとシリウス信仰だったとか、シリウスAがイシス、シリウスBがオシリスだということも判ってきた。
こんなことなにも知らない時から、タロットクロスの魔除け印は六芒星でした。
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