九州国立博物館 ロシアが見たアイヌ文化

昨日の大神社展の続きです。

特別展の会場では日本の神道芸術大展開でしたが、上の常設展示室では、トピック展示として、アイヌ文化の文物が展示されていました。ロシアの博物館のコレクションです。


私は、じつは、隠れ道産子なので(なにそれ)北海道にはよく行っていて、博物館資料館にも必ず立ち寄ります。なので、そこそこ北方民族に関しては馴染みがあるのですが、この日はまた、うまい具合に、ミュージアムトークの時間に行きあたり、学芸員さんから、ムックリのお話を聴くことができました。ムックリなんて、名前も初めてだし、音を聴いたのも初めてです。

ムックリというのは、いわゆる口琴で、竹で作った平べったい小さい楽器です。
両端に紐がついていて、それを引っ張って鳴らしていました。
空中で引っ張っても音は鳴らず、唇に当てないと響かないようです。

かつては女性専用の楽器だったそうで、言葉にできない想いをムックリの音に乗せて伝えたとか。

そんな風情あるムックリ。音は、ずばり、ど根性ガエルぴょん吉が飛び跳ねる「ビヨヨ〜〜ン」という音です(笑)。

世界の口琴も実物を見せていただきました。素材も多様で、音の響きも様々でした。
こんな小さな楽器ひとつとっても、文化の奥深さが見えてくるから面白いですね。



※きのうの記事はこちら
九州国立博物館 国宝大神社展



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