年末掃除に役立つ整理収納のコツ
近頃、縁あって整理収納の本を読みました。
もともと、整理はけっこう得意なほうですが、やっぱり専門に教えてらっしゃる方は違いますねえ。
目からウロコな内容だったので、このタイミングでご紹介したいと思います。
澤一良 『一番わかりやすい整理入門』 ハウジングエージェンシー出版局
まず、整理収納というと、どれだけ上手にモノをタンスや押入れにしまい込めるかだと思いがちですが、
これが基本的に間違いだそうです。
モノと人はお互いに関係があり、それを4つの領域にカテゴライズすると、次のようになるそうです。
① アクティブ領域
ヒトとモノとの関係が最も活性化している領域。いつも使っているモノ達
② スタンバイ領域
モノがすぐ活かされるように待機している領域。すぐ使えるところに使える状態でスタンバッているモノ達
③ プロパティ領域
所有しているだけの領域。どんなモノがあるのか、どこにあるのかも定かでないモノ達
④ スクラップ領域
廃棄を待つのみの領域。破れた服や壊れた機械など使えないモノ達
人とモノの関係は必ずこの4つのカテゴリーのどれかに分類されるそうです。
思い当たるフシ、ありまくりですねえ。
で、理想的なのは、まず①のアクティブ領域が広いパターン。
これは、今、必要なモノだけで暮らしていこうとするシンプルライフ派です。
②のスタンバイ領域が広いパターンも理想的だとのこと。
モノがすぐ使える状態で保存されている暮らしですから、ある意味、シンプルライフよりリッチで豊かな生活をしているとも言えそうです。収納場所と収納技術と確かな選択眼がないと、その状態をキープできませんもんね。収納自体が自己目的化しないようにするのも大変かと思いますが。
③のプロパティ領域が広いパターンは、いわゆるモノにあふれたおうちですね。押入れやタンスに入りきれずに床にも平置きという。
にもかかわらず、押し入れに何が入っているのかは把握しきれてない。
④のスクラップ領域が大きい状態は、いわゆるゴミ屋敷です。一般的にはほとんどないと思いますが。
で、モノは刻一刻と増え続けますから、整理収納に自信のある人でも油断大敵なわけです。
実際、私はこの本を読んだ翌日、思い立って台所の大掃除をしました。(なんで台所??)
数年前、食器棚の中の断捨離をしたばかりでしたが、まだまだ③領域のモノが多いことがわかりました。
なんでこんなもの置いてるんだろ・・・改めて見ると、そんなのばっか。
一般に、捨てられないであふれているモノというのは、次のようなものじゃないでしょうか。
1.衣類、アクセサリー、バッグ、靴
2.思い出の品、戴きもの、お守り、ぬいぐるみ
3.雑誌や本、CDやDVD、手紙や領収書
4.使わない化粧品やサンプル類
心理的にいちばん捨てにくいものは、女性なら1ですよね。
この執着は何なんだってくらい、使わないのに捨てられない。壁はエベレストより高く、氷山より厚い。まさにダンシャリの名にふさわしいターゲットです。
だから、このダンシャリに成功すると、ひと皮むけたような爽快感、エネルギーレベルがワンランクアップしたような達成感が得られるというお得な領域です。これに成功すると、2〜4の処理は大きな努力はいりません。まあ、どんな風にしてダンシャリするかとかは、さまざまなテクニックがあり、よくご存じのことと思うので省略です。
さて、クソ寒い年末に、わざわざ大掃除する日本の風習とはなんぞや? ちょっとこれを考えてみましょう。
年末大掃除は、新年に各家にやってくる年神(歳神)さまをお迎えするため、そのために一年の汚れや穢れを祓うのだと言われております。
そんなもんどーでもええ!という方は、もちろん大掃除もシメ縄も門松も不要。ですが、やっぱり一応ちゃんとしときたい・・・と思うなら、やっぱり一応掃除も必要になってきます。
家じゅうすべて完ぺきに掃除するのは、この時期、さすがに苦しいです。
ましてや、今年のように、掃除どころじゃない天候が続いていると。
ですが、少なくとも、玄関まわりだけは清めておきましょう。運気は玄関から入ってきますよ〜。
あとは、できる範囲でスキッとするよう工夫してみてください。家の中も、心の中も。
年神についてはこちらを参照 ↓
http://ameblo.jp/tarotsakurako/entry-11966032756.html
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