ヒーラーのセルフケア

良いヒーラー、セラピストになるには、どんなことに気をつけたらいいでしょう。
一緒に考えていきたいと思います。

よく言われることですが、レイキには自動調整の働きがあり、ヒーラー側であれこれ操作する必要はありません。

念を込める必要もないし(むしろ込めてはいけない)、一心に集中する必要もありません。すべてをレイキエネルギーにおまかせして、ヒーラーはただ適切に(ここ大事)手を置くだけ、という、きわめて簡単な手法でヒーリングをおこないます。

うわあ、超簡単やん!

そうなんです。超簡単なんです。
ですが、手先のテクニックに頼らない分、エネルギーの通り道となる自分自身の状態が、即ヒーリング結果に結びつきます。よい結果を出せるヒーラーになるためには、自分自身の状態を常にベストにキープしておかなければなりません。

より多くのレイキを流したいと思っても、詰まりや滞りのある通り道では、エネルギーはちゃんと流れませんよね。また、量だけでなく、より上質のレイキを受け取るためには、自分を磨き、常に自己成長しなければなりません。

自分自身の状態を上げるための第一の方法は、セルフヒーリングです。
これは講座の中で、耳にタコができるくらいお話ししているので、ここでは省略します。

あとは、レイキの五戒を意識しながら、日常生活の質を上げること。
これも耳にタコができるくらいお話ししているので省略ね。

今回は、ちょっと角度を変えて、セルフケアについて書いてみたいと思います。

プロ・アマにかかわらず、人にヒーリングをおこなうヒーラーは、セルフケアがとっても大切になってきます。セルフケアは、精神的なケアと、身体的なケアがあります。

精神的なケアというのは、心を許してなんでも話せる相手がいるとか、瞑想やワークなどで心を鎮めバランスをとるとかだけでなく、ヒーリング分野や代替医療などについての学びを深め、情報を集めるというようなことも重要になります。

身体的なメンテナンスは、身体を適切に動かすことや、身体に心地よい体験をさせること(衣食住を含む)、また自分にあったボディケアを受けること、などがあるでしょう。カラダのメンテナンスはおろそかになりがちなので、特に意識しておこなう必要があります。

このような心身両面に対するケアを続けることによって、状態は常にベストに保たれ、より良いヒーリングができるようになります。のみならず、自分のためにおこなったケアの体験と知識と情報は、クライアントを助けるための優れたデータベースともなります。それは思わぬところで役に立ち、救いとなります。

 

ただ、これらのセルフケアは、ヒーラーが自分自身の状態を正確に把握してはじめて可能となります。おそろしいことに、本当のストレス、ネガティブエネルギーは、自分が意識できない部分に隠れひそんでいるのが現状です。いつ気づくか、どうやって気づくか、そんなこともすべて自分次第ということを、最後に強調しておきたいと思います。

どのようなクライアントにも対応できる優れたヒーラーになるために、日々、謙虚に自分を見つめ、明るく自分磨きしていってください。講座修了はゴールではなくスタートですから。

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