DNAに刻印された野性
この記事をスマホやPCで見ている皆さん。
スピリチュアルに造詣が深い皆さん。
野性ってあれ? 肉食とか生殖とか生臭いやつ? 山とか海とか行くやつ?
うちら、ぜんぜん関係ないっすよ。
そう思ってません?
現代人は野性を失って、マシン命になっちゃってるとよく言われます。
私もそんなもんだろうと思ってましたが、ITの発達なんてわずかここ数十年。
ホモサピエンスの歴史はそれより長く、動物、というか生物としての記憶はさらに長いです。
むかし、大学の講義で聞いた話をシェアしたいと思います。けっこう目から鱗だったので。
ここに爪楊枝が4本あります。
これを今からバラかしていきますね。こんな感じ。
まだ、ただの爪楊枝です。じゃあこれはどうでしょう?
動物は、自然の過酷な生存競争を生き延びるために、身の危険を察知する本能を身につけてきました。動くものに敏感に反応するとか色々ありますよね。この顔認識もそのひとつのようです。
たいていの動物には目がふたつ、口がひとつありますから、それが他者の記号になります。相手が仲間か敵か、瞬時に見分けないといけない。そのためには一瞬でも早く、その存在に気づく必要があったわけです。なので、動物(人間)はとても敏感に目と口に反応します。
相手が植物ではなく動物だと認識すると、今度は、視線の動きを見るらしい。いや、「らしい」って、現実、私たちもそうなんですけど。相手がどこを見てるかが気になるのは、普通、見ているほうに向かうからです。隣のヤツを見てる・・・となると、その隙に自分が逃げられるので、相手の視線の動きはとても重要になってきます。恋のかけひきならフェイントもありですが、食うか食われるかの場面では、フェイントの余裕ありませんしね。
雲や天井や壁の模様の中に色んな顔や姿を見るのは、高度な霊感のなせるワザと思いがちですが、意外にも、DNAに刻まれた生存本能からきているのかもしれないなあと思う今日この頃。GWは楽しまれたでしょうか?
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