エコな庭づくり〜オーガニック・ガーデン〜ものは考えよう使いよう

我が家には猫の額ほどの小さな庭があります。
なぜか石がゴロゴロしていて(笑)、しかも西向き。条件は非常に厳しいです。
それでも、ン十年前は結構「園芸」に凝ってました。で、近頃また「ガーデニング」に凝ってます。

さて、凝るといっても、昔のように、何が何でも美しくっ!華やかにっ!という指向ではありません。
21世紀のガーデニングは進化いや深化してるんですよね。

最近読んで面白いなあと思った本がこれ。
ひきちガーデンサービスさんの『雑草と楽しむ庭づくり』
サブタイトルは「オーガニック・ガーデン・ハンドブック」です。

確かに「雑草という名の草はない!」と、雑草を擁護する文章は読んだことがあります。
「雑」が、いかにも「取るに足らないもの」という意味合いで使われることに抗議した文章でした。
で、この本もその類いかなと思ったら、ちょっと違うんですよね。

・・・「雑木林」の「雑」は、「多様な」というニュアンスも強い。だとしたら、雑木林とは「いろいろな木で成り立っている林」というような意味合いもあるのではなかろうか。
そこで、庭や空き地、畑などに自然に生えてくる植物を、私たちはあえて積極的に「雑草」と呼んでいる。・・・

というスタンスで、雑草(=多様な植物)とともに暮らす生活をすすめています。役に立つ・立たないという視点ではなく、もっと大きく、生態系を豊かにしてくれる大切な仲間という視点なわけです。

ちょっと前から、私もそう考えるようになっていました。
これまでは、とにかく「おのれ雑草、目の敵!」とばかりに、雑草は根こそぎ抜かなきゃ手入れした気分にならなかったけれど、せっかく手も掛けずにこれだけ生えてるのに、もうちょっと活用してあげたほうがいいんやない?と思うようになったのです。それで、あまりにひどい箇所は抜くけれど(特にドクダミさんね)、それ以外はちょっと様子を見る、というようなゆるい対応で庭の手入れをするようになりました。

その結果、様々な植物が生えているのを改めて発見しました。
というか、ウマい具合に生えてくるんですよねこれが。ま、当たり前だけど。
たとえば、春になると、花のない庭にまっさきに咲くのがこのカタバミの花。

今はピンクの花が咲いていますが、春は一面、黄色い花が咲きます。


これも6月くらいになると花が咲きます。名前は不明。
今の状態↓


開花時↓


写真はないけど紫蘭も勝手に咲きますよ。

その他、抜かずに雑草ガーデンにしている雑草達をご紹介しましょう。(今の状態です)

タマスダレ。手前のネギみたいな葉っぱに咲いた白い花。ヒガンバナ科だけあって、毎年お彼岸の頃から咲き出します。


スギナ。酸性土壌に生えるらしい。ちなみにうちの紫陽花の色は青〜紫です。(やっぱり酸性やね)


ノブドウ。隣とのフェンスにからまり中。冬になったらちゃんと処分しますね。


ハラン。お寿司の仕切りに使われるバラン。見えてない向こう側に密生してます。
ほとんど野生状態で、どんなに抜いても生えてくる。寿司屋じゃないのが残念!


ユキノシタ。隣家との境の湿った浅い土に密生中。
ここは、かつてはドクダミの独壇場だったけど、調整したらユキノシタが優勢になった。
ドクダミよりは見栄えがいいかなと。

ちなみに、除草するときは、しっかり草に言い聞かせないといけません。
「ここには生えてきちゃダメだよ」
草はちゃんと聞きわけてくれますよ。お試しあれ。


また、ガーデニング本には、こじゃれたガーデンアクセサリが色々登場して、こんなのがあればなあ・・・と思うこともあります。でもね、うちの庭には合わないし、有るものを有効利用するのがエコガーデンじゃないかと思うので、工夫してみました。

バードバスとか水鉢なんてコジャレたもんじゃありません。
必然的に水が溜まってしまうんです。
昔の餅つき用石臼。
下にあるのは、割って処分しようと思ったけど、硬くて割れなかった火鉢。┐(-。ー;)┌ヤレヤレ
周りを、これまた処分に困った岩石で囲って、ちょっとしたフォーカルポイント(笑)にしてみました。


さて、こちらも処分に困ってそのままにしている竈(かまど)を円形プランタースタンドに転用。これもフォーカルポイントと言える? ガスが止まっても、とりあえず煮炊きできる便利グッズ。


庭に置いてたらすっかりボロボロになった木製チェアを、プランタースタンドに転用。
とりあえず、腐るまで使えるかな。

ちなみに、このグリーンは、春までサロンに置いていたアイビーちゃんです。


2階のベランダの下、雨がかからず物干し場としては有難いが、土が砂漠化してるので、そのままでは近所の猫のトイレになってしまうため、処分に困ったブロックを活用して猫よけガード。で、足りないエリアに松ぼっくりを置きました。松ぼっくりは近所の公園から採取。エコです。オーガニックです。


さて、アサガオ雑草化すると本に書いてあったので、ひやりとしました。心当たりありすぎ・・・

昔使っていた、石と鉄でできた物干しスタンド。
重すぎて処分不可能なので、物置の隣に置いていました。
あまりにサビサビで見苦しいので、朝顔からめて隠そうと思い、この夏、宿根朝顔(ラッキーブルー?)を地植えしてみました。そしたら、あれよあれよというまに、ひと夏で2階のベランダまで達して、まだまだ成長中。茎を見たら木みたいに太くなっててビックリ! 肥料なんてやってないのに。このまま越冬しちゃうのかしら・・・



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