レイキと自己変容
ダイエットにしろ性癖矯正にしろ、私たちは「変わりたい~」と強く思ってメソッドに取り組むわけですが、本心からそう思わなければ、実行も継続も成就も難しいです。
「本心からそう思う」というのがどういうことなのか、ちょっと考えていきましょう。
たとえば、やめたほうがいいなあ、やめたいなあ、という「悪習慣」があるとします。
(悪習慣がカッコつきなのは、その時その人の判断・評価だから。絶対「悪」はないと私は思う)
タバコ、アルコール、おくすり、ギャンブル、ネット、過食、浪費、いけない遊びetc
自分もやめたいと思うし、まわりもそう言う。うん、やめなければ・・・
でも、やめられないんだよなあ。どうしたらやめられるかなあ。悶々・・・
こんな状態は「本心からやめたいと思ってない」状態ですよね。
こんな話を読んだことがあります。
手の平に何かをしっかり握っています。最初は必要だからこそ握ったんですが、だんだん、必要なくなってきた。もう要らないけど、どうやって捨てたらいいかなあ…どこに捨てようかなあ…。機会をうかがいつつ、ズルズル日を送っている。
しかし、あるとき、ふと気づいた。にゅる。うわあ、これイヌのunkoやん!!!
その時あなたは「どうやって捨てようかな・・・」なんて思うでしょうか。
誰だって、パッと手を広げて振り払って、大急ぎで手を洗いますよね。
握っているのがunkoじゃないと思うからこそ握りしめている、というのがこの話のオチです。
何かプラスの価値があるからこそ続けているわけです。メリットのないことは、人間、しませんもん。「悪習慣」は、デメリットよりメリットのほうが大きいからこそ続いている行為です。
どんなメリットがあるのか。なにをカバーしてくれているのか。どこのバランスをとってくれているのか。そんなことを考えるのも、必要なのかもしれません。
しかし、なにより必要なのは、その「悪習慣」で埋め合わせをしている病んだ心の修復ではないでしょうか。それが修復されると、「悪習慣」の出番はなくなり、お役御免になった「悪習慣」は、サクッと切り落とされる方向へ向かいます。
レイキは、心のバランス回復に大きなサポートをしてくれます。自己分析や掘り下げなしに、知らず知らずのうちに修復がおこなわれます。あまりにゆっくりで、自分ではすぐに気づかないかもしれませんが、半年後、1年後、2年後の変容は、そりゃもう見事です。
自己変容は、もちろん、1回限りで終わるわけではありません。何度も何度も脱皮して、どんどん変わり続けていきます。
そもそも、すべての存在は、存在しているだけで、日々、生まれ変わっています。昨日の自分と今日の自分の変化に気づくことはまれですが、10年前の自分との違いは歴然としています。一見、永遠不変な岩石だって、日々、風にさらされ雨に削られ、数十年、数百年の間にその姿を変えます。私たちはすべてそういう存在ですから、どこかのタイミングで、ほんのちょっと方向を変えさえすれば、望む未来へと舵をきれるはずです。
人生で出遭う大病や大事件は、ある意味、それまでの生き方の強制終了かもしれません。これ以上あんたムリだよと。そんな強制終了がかかる前に、自分でじわじわ変えていければと思います。
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