空(くう)の必要性
年末のあわただしい雰囲気に呑まれるヒマもなく、昼は講座、夜は自宅の大掃除に大わらわ。(呑まれてないといえるのか?)
またまた掃除の話ですよ。
断捨離してモノが激減すると、収納家具そのものも不要になり、部屋から家具が消えます。そうすると、何が出現するか。
そう、空間です。
昭和な時代は、だだっ広い空間は超NGで、そこに何を置くか飾るかで、自らのアイデンティティと個性とセンスとステイタスを表現(誇示?)していたものです。
ひとつひとつのモノには固有のエネルギーがあります。
そのモノたちが奏でるシンフォニーが、その空間の色となり音となり、住人の波動とマッチして、最高に居心地の良い空間を創るのです。
もし、そのシンフォニーがうるさく感じられるようになったら?
それで断捨離となるわけです。
で、家具がなくなってしまうと、空間が出現します。
空間の中は空っぽでしょうか?
No、No、空間の中には空(くう)があります。
空とはすべてが生まれ、すべてが還る場所。
そんな宇宙のような空が室内に広がるのです。
空の中で空の波動を感じ、音を聴き、色を観ていると、モノが奏でるシンフォニーとはまた違う宇宙の無音の音が響いてきます。
こんな空間で過ごすのは、ちょっと至福の時間ですね。
と、そんなことを夢想しながら、また今日もモノをひとつ処分するわたし。
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