コエドビール漆黒
確定申告も終わり、連日、ひとり打ち上げに興じている桜子です。
ひと冬分のビール記事、行きましょーかー(^^ゞ
今日のビールはコエドさん。あいにく漆黒しか残っておりません。好みでいえば伽羅-Kyara-が一番好きなんですが。
しかし、日本のクラフトビールの中で、それも市販されているビールの中で、一番うまいと思うのは、よなよなよりもコエドさんです。コエドさん、いい仕事してると思う。そこらのスーパーやコンビニでも買えるって、努力してるよね。えらいよ。
そんなコエドさんのビール、なんで漆黒しか残ってないのか。いや嫌いなんじゃなくて、うまいものは最後に残すタイプだと思ってください。というか、あいにく今回は瑠璃と漆黒しか買わなかったので、飲みやすい瑠璃をさきに飲んでしまったという。
はい、この漆黒は、ご覧のとおり黒ビールです。
ですが、ギネスみたいなスタウトではありません。「ブラックラガー」とラベルにあるように、ラガーです。下面発酵です。スタウトはエールで上面発酵です。
下面発酵と上面発酵の違いというのは、単純にいうと、手の込んだ方法(下面)、シンプルな方法(上面)と思って間違いない。(ざっくり)
古代から19世紀前まで、ビールはすべて上面発酵だったらしいですよ。あなたの過去世、エジプトの民が飲んだビールも上面発酵。酵母の働きにおまかせでビールができるという、超シンプルな方法です。
一方、ラガーはドイツバイエルン地方のローカルビールだったらしいですが、ヨーロッパのナウなヤングが「酵母たっぷりのにごったビールよりクリアなビールのほうがイケてるぜ!」と支持したため、産業化工場化とともに19世紀以降、一気に広まったと言われています。(ざっくり)
確かに、玄米をありがたく食べてた人が、真っ白に輝く白米みたら、うぉお~~!てなもんですよ。妙な濃い食感もなく、フワフワとなめらかに喉をすべる白米、素晴らしいぃ~~てなもんです。(ざっくりした例)
しかし、広まるだけ広まると、今度は「いやこれでええんやろか…うちら大切なものを失ったんじゃあ...?」という疑問が頭をもたげてきます。それで、玄米ブーム、エールブームが盛り上がるわけですな。(再びざっくり)
こんなどーでもいい蘊蓄、ビア検3級保持者の意地で書いてみました。2級受ける気ありませんけど。
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