九州国立博物館 国宝大神社展
立春の今日、戻り寒波の中、太宰府に行ってきました。
なんとなく都合とお日柄がマッチしまして、寒いし人も少ないやろうってことで。
天満宮にもお参りしました。
境内で真っ先に咲く「飛梅」は、もう5分咲きくらいでした。さすがやね!
おみくじもピンク色になってましたし。
さて、目的の大神社展。
さすが九博さん、期待を裏切りませんね。
普段は人にも見せずに奥深く秘蔵してるようなお宝を、惜しげもなく公開してくださっておりました。ありがたく拝観させていただきました。刀や鏡や絵巻物など、様々なものがありましたが、なかでも、とりわけ、印象深かったのは、見たこともないような神像の数々。
いや、6・7年前、京都の某神社の宝物殿に一人で入ったとき、百体くらいの神像に取り囲まれて、そのエネルギーの強烈さに身動きできなくなったという恐怖体験をもつ私。博物館展示の神像なら大丈夫やろ・・・と、不安と余裕、相半ばする気分で神像コーナーに突入いたしました。
う・・・ん、やっぱり強い!
神像エネルギー、なんでこんなに強烈なのかしら・・・
こちらは、展覧会ポスターのメイン画像にもなってる女神像。
熊野速玉大社の夫須美大神坐像(平安時代 9世紀)
これはポストカードを撮影した画像ですが、まあ、実物はこんなもんじゃありません。
全身からあふれ出すオーラを、是非、現場で体感してください。
熊野那智大社には参拝したことがあるけれど、その時、あいにく速玉大社とはご縁がなかった。こんな素晴らしい女神像があったなんて・・・と悔やんだけれど、もちろん、公開なんてしてないはず。博物館でしかまみえることができない国宝です。ものすごいエネルギーが出ております。圧倒されました。
この夫須美大神という女神さまは、解説によると、イザナミノミコトと同神とされているとか。清楚で高貴な姿は、日本神像彫刻の最高峰のひとつと称されているそうです。納得納得。
もうひとつ、気になった女神像はこちら。松尾大社(平安時代 9世紀)
中年の男神像は、松尾大社の祭神の大山咋神(おおやまぐいのかみ)と考えられているそうです。女神像は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、若い男神は、二人の息子と考えられているらしい。
この市杵島姫命の像も、あなどり難いオーラを発しておりました。
市杵島姫命といえば、わが宗像三女神の一人。厳島神社のご祭神でもあります。
私とご縁の深い女神さまでございます。(←勝手にそう思ってるだけ)
この二柱の女神像だけでなく、展示されているすべての神像から、ものすごいオーラが放たれております。竹内宿禰さん(友達?)なんて、もう、べらぼうなもんでしたわよ。
仏像でも、時折、ものすごいエネルギーを発しているものにお目にかかりますが、神像は、もう例外なく、すべての像がエネルギーを発していますね。どうしてなのかな・・・ やっぱり、日本人の、日本人による、日本人のための彫像だからかしら?? 神宿るとはよく言ったもんです。
神像コーナーにいる間、体中にエネルギーが入り込んできて、指先まで痺れっぱなしでした。他にお客さんがわさわさいてもこんな状態だから、一人だったら、またかつてのような恐怖体験してたかも。
さて、この展覧会は、入口にこんなおみくじがあります。
私が引き当てたのはこれ。
ウマ〜
さすがおみくじ。当たってる〜。午年+射手座。ウマウマしい私です。
長くなったので、ひとまずこれで終わります。
後半はまた明日。
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